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夏の国の
2009年04月05日 (日) | 編集 |
本気のご注意

この話は 牧×神 前提ではありますが、神が他の人物とイタシテおります。
それもねこ・捏造の同級生が相手です。
ここまでの説明で「えー!?」と眉をひそめた方は、どうぞお読みにならずにお引き換えし下さい。
間違いなくご気分を損なわれるかと存じます。

「神受けならグ~v」とおっしゃる方のみ、先にお進み下さいませm(_ _)m






で……
この話ができた経緯を少々(前置きが長くて申し訳ありません・笑)



この話は今まで猫部屋にアプしてある物とは別軸で書かれています。
きっかけは私・ねこが沖縄に旅行した際、宿泊したホテルで高校の修学旅行に行き当たったことから始まります。
ロビーに出されたホワイトボードにホテル着後の予定がびっしり書き込まれていて「高校生って大変なんだなぁ~」と思いました。
例えば「○時~・班長会議(筆記用具持参)」とか「○時からの夕食前に各部屋で入浴は済ませておくように」とか「明日朝、荷物を出すのできちんとまとめておくように」とかetc.
そしてもちろん「外出禁止」オマケに「テラスから隣の部屋に移動しないように」とか(笑)
先生も大変ですね( ̄m ̄)

そんなこんなをオトモダチにメルして、あーだこーだと妄想ヒント(【前号までのあらすじ】部分)を授けられ、できあがった話です。
♪彼女に感謝♪






『 夏の国の 』





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【前号までのあらすじ】←そんなモノはありません。

海南大附属高校三年の神宗一郎は進級してすぐの修学旅行で沖縄に行くことになった。
一方、海南大に進んだ牧紳一も部の懇親旅行で同地へ。
夜、同室の遠藤啓人の助けを借りて、綿密なスケジュールをかいくぐり無事に宿泊先のホテルを抜け出した神は、牧との待ち合わせ場所に走る。
わずかな時間でも二人で過ごしたいという願いもむなしく、牧が先輩&同級生に後をつけられてしまったために(神は気づいていない)ただ並んで歩くのみの数分になってしまう。
せっかく苦労して抜け出してきたのに、と神は不満を抱えたままホテルに帰るのだった。

****************************************************
   




「よ、早かったじゃん」
一目見た途端、今の言葉が不用意な発言であったことを遠藤は悟った。
神はドアを開けてくれたことに礼を言うと、むっつりと黙り込んだままベッドに腰を落とした。
「……どったの?会えなかった、とか?」
踏み込むなと頭の中で警告音が鳴っている。それでも気になって、つい声をかけてしまう。
こっちを向いた口元がそのままへの字を形作った。
「会った」
訴えるような視線にその先を聞かない訳には行かない。
「あー… じゃ、さ……ナンで?」
上体小さくを丸めて、ぼそぼそと神は答えた。
「ゴメンね、遠藤にしていい話じゃないんだけど……手も握ってくれなかった」
聞き取るのに苦労するほどの小さい声が続く。
「会わなきゃよかった……こんなの辛くなるだけだし」
膝の上でぎゅっと握り締めた手を、遠藤はしゃがみこんで宥めるように叩いた。
「まあまあ、……アレだ、何かワケがあったんじゃね? そーだって」
「遠藤……」
「じゃなきゃ牧さんが ……なんつーか、わざわざ呼び出しといてー、お前に、そんな思いさせるってのはヘンだろ?」
言葉に合わせて手をがっしと包み込むと揺さぶりながら顔を覗き込んでくる。
「だからさー」
その勢いに押されながらも、気持ちが嬉しくて神は笑った。
「……遠藤、ありがと。ごめんね」
「おう。だいじょぶだって」
「うん」
その後もずっと握られたままの手に神は視線を落とし、もう一度顔に戻す。
「遠藤?」
「あ、ああ。悪ィ……」
気づいたように手を離してぼすんと隣に座ると、勢いで肩が触れた。

「俺さ」
ぽそりと神が話し始める。
「一年間の我慢だって、一年なんてすぐだって言い聞かせてたけど……自信なくなってきた。遠距離恋愛って良く聞くけどさ、絶対ムリ」
「お前なぁ……」
「遠藤は止めなよね、好きになるなら一緒にいられる子にした方がいいよ」
「……お前さぁ」
遠藤は困ったようにばりばりと頭を掻いて、半身を神に向けた。
ちょっと考えてから手を上げる。
「質問ー。両想いで遠恋と、すっごく近くで片想い、神クンはどっちがいーですか?」
「なにソレ」
「答えてくださーい」
「じゃあ…… 両想いの方」
「だろ? だったらゼイタク言わないの」
そう言った声がわずかに不機嫌に聞こえて、神は顔を見直す。
「遠藤 ……片想いなの?」
「…………だからお前はニッブニブだっての …俺はァ」
神の鼻先をつんと押さえてから顔を近づけた。
「好きなの」
「………え」
「なの!」
神は大きく眼を見開くばかりだ。
「あ……」
「いーって。お前とっくに牧さんのモンだし……わかってっから」
軽い調子で笑って見せる。
普段とまったく変わらない様子に、どう言葉を返したら良いのか、かえって神はわからなくなった。
「あの…遠藤、ゴメン……色々してもらってるのに」
「謝んなって ……あ!」
何を思いついたのか、にまっと笑ってもう一度顔を寄せてくる。
「謝んなくてイイからさ、ごほーびくれ。ちゅーして」
「ちゅー?」
「キースー、だめ?」
「なんだキスか…… えっ!?」
大きな眼がさらに見開かれた。
「遠藤、俺とキスしたいの!?」
「だからナンで驚くんだよ!好きだって言ってんじゃん!!」
「俺オトコだよ」
「だかーら! そこはもうイイっての……」
意外なほど真面目な顔で遠藤は言った。
「お前たちの邪魔するつもりねーから、ちょっとだけイイ目見さして」
「……うん……」
ためらいがちに肯いた顔がそろりと近づいてくる。遠藤は眼を閉じた。
触れるだけのキス、想像よりずっと柔らかい唇……
「遠藤の唇……カサカサだ」
わずかに離れた唇が言葉を紡ぐ、吐息がくすぐる。
もう一度そっと、それでもさっきよりしっかりと唇を合わせた時……

コンコンコン。

無遠慮なノックの音に文字通り飛び上がった。
「点呼だ、開けろ~」
「はいはいはいっ!」
弾かれたように遠藤がドアに寄る。
「おー、居るな。遠藤と、神と……よしっと。じゃあ明日の起床は6:30だ。ちゃんと寝るんだぞ~」
「ほーい」「はい」
声を合わせて返事をしたまま二人ともその場を動けない。ドアにチェーンを下ろすことが意味を持つような……そんな気持ちが芽生えていた。
「……遠藤……」
「…ん」
言葉を求めて神の口がわずかに開く。
「神」
遠藤は一歩で近寄ると腕に触れる。神は逃げない。語るような瞳が見返してくる。
「今日だけでいい」
たった一言を吐き出してしまうと金縛りから解かれたように身体が動いた。顔を寄せてもう一度囁く。
「今日だけ……」
「今日、だけ」
つぶやくように繰り返すと、長い睫毛が静かにふせられた。


乱れた呼吸の音ばかりが聞こえる、毛先から汗がぽつりと落ちた。支えていた腕がついに力尽きたのか遠藤は神の首筋に顔を埋めた。自分を繋ぎ止める重しのような心地よさを抱きしめる。ドキドキと打つ鼓動はどちらのものなのか……区別できないほどぴたりと胸が重なり合っている。
首をめぐらせて枕元の時計を見れば、デジタルは2:43を示していた。
微かな動きに遠藤はのそりと身体を浮かそうとする。
「悪ィ、重いか?」
その身体を、神はもう一度引き寄せた。
「ねぇ…遠藤」
「ん?」
「どうして?」
「んー……」
「イヤじゃなかったの? ……前は遠藤、ちゃんと女の子と付き合ってたし」
「……ばっか。よせよ今さら……」
少し間をおいて、今度は遠藤がたずねる。
「お前さ……いきなりだと思ったん?オレのこーゆーの」
なめらかな首筋に歯をたてると、冗談めかした行為にさえ神はぶるりと身体を震わせた。
「オレ、ここンとこのオカズはお前だったから…… だからまぁ、思いつきじゃねーってハナシな」
オカズと言われては、どう返していいのかわからない。
「でもなー、やっぱ想像はそーぞーだわ…… 実物はンなもんじゃないっての。すんげー気持ちよかった」
手放しでこう言われても……ますます何も言えなくなる。
「お前さ~エロいのな。あんあん言っちゃって、えんどーもっとーって…すっげカワイイ」
「言ってない!」
とっさに言い返すと頬をむにっとつままれた。
「どの口がゆーかな、そーゆーコト」
「……言ったかも、しれない」
認めさせたことがそんなに嬉しいのか、勝ち誇った笑顔を見せる。つられて神も笑った。
「遠藤ヘンなの」
「だってよー、遠藤ってヘタクソーとか思われたら、ぜってー嫌じゃん。神クンったら初心者でも容赦ないんですものー」
「な……」
絶句している神から離れてごろんと仰向けになると、妙に静かな声で遠藤は続けた。
「普段ふつーに触ってんのになぁ…… 色々違ってたわ」
「違うって……どうせロクな想像じゃないんだろ」
「あ、またンなこと……まぁな~、思ってたより硬かった、身体ってか筋肉?」
「夢見すぎー、しょせん男子だからね」
「でもなー、気持ちイイんだぜ、お前の肌。それこそ思ってたよりなめらかでー …あ!な、な、そんから動くのな、ナカ! 熱くってぐにぐにって…」
ぼすっ! 枕が顔面に直撃した。
「ぶぉっ! ナニすんだよっ」
「最っ低!!」
「おま!……だって言わなきゃわかんねーだろ。かんどーは伝えたいタイプなの!!」
むこうを向いてしまった神の耳は真っ赤に染まっている。
「……怒んなよー」
すり寄って後ろから抱き寄せる。
触れれば手はその感触を確かめるように腕から胸へと移動して、小さな突起にたどり着く。
「ここも… キレイなまん丸」
そこがどれだけ敏感になっているかを教えられ、神は身を捩った。
逃れようとする動きを抱きかかえるようにさえぎって両の手でつつき、捏ねまわして指を遊ばせていると、堪えきれない声がこぼれ落ちる。
「ん、や…」
覆いかぶさった遠藤のモノが尻に当たる。力を持ち始めたその感触に、思わず振り返って顔を見た。
「元気、よすぎ…」
「止まんねーみたい、どう?ダメ?」
答えを待たずに尻を引き寄せても神は抗わない。ひくりと動く部分に深く指を刺し入れた。
「ん」
反射的に締め付ける動きをなだめて尻を撫でる。抜き差しを繰り返してとっくに覚えた良い部分を刺激するとびくんと下腹が震えた。
「あっ、や、だ…」
拒絶の言葉を聞く度に様子をうかがってはみるがそれが本当だったためしはない。神の身体はすり寄ってきて先をねだる。
「えん ……指、や、もっと……」
「もっと、なに?」
「ぁ、んっ」
「神、言えって…言えよ、ちゃんと」
指を含んだ内は熱く、引き込むように蠢く。
「……の、指、じゃなくて遠藤、の」
唇が言葉を遮った。やわらかい生き物のように舌が絡み合う。その間も神の腰はもっと確かなモノを求めて揺れ続けている。
身体を返され抉られるような刺激を内に受けてか、びくりと弾けようとする神のペニスを押さえ込んで、遠藤は指と引き換えにそそり立ったものをあてがった。
ぐ、と力を溜めればさっきまで自分を受け入れて潤んでいるそこは素直に侵入を許してくれる。神は一瞬息を詰めて、縋るように腕をつかんだ。
「ううぁ、っ」


神への気持ちを自覚したのは三年になってからで……でも気になっていたのはバスケ部に入った時からだったか。
ヒトのことは言えねーや、俺もつくづくニブいよなと自分を哂う。
嘘じゃないから、これっきりでいい。
触れてみたかった身体、この肌も今日だけは許されるならと、遠藤は記憶するように神を穿ち続けた。


「あ、ぁんんっ!」
「神……じん」
「や、だ、もう……え、んど」
「もうちょい、待って、な」
「い、くっ…イキたい!」
動く度に発する淫靡な水音と喘ぎ声で部屋が満たされていく。自身を最奥に埋め込んでからいましめを解くと、びくびくと震えて神が達した。熱いうねりに遠藤も身を任せ解放する。

「……はーーー ……」
満ち足りた溜め息が期せずしてこぼれ落ちた。
少しの間、意識が飛んでいたのか神は億劫そうに一度、二度とまばたいた。頬に触れて眼を覗き込む。
「平気か?」
「ん……」
唇を寄せると神も静かに合わせてくる。乾いてしまったそれを遠藤はぺろりと舐めた。
舌が触れ合って互いの口内にそれを引き込み、口付けが自然と深くなっていく。
神の腰がねだるように揺れる、抜きかけた熱をもう一度押し込むと壁が絡みついて大きく収縮した。
「うぅ、ん……」
「まじィかな」
答える代わりに絡められた脚が背を引き寄せる。
一度生まれた欲望を止めるブレーキを、二人とも持ち合わせてはいなかった。




「あー、外…明るくね?」
「……ぁ」
枕元の時計が5:16に変わる。
今度こそと、ひと思いに身体を離してから遠藤は上気した頬を啄ばんだ。
「悪ィ、寝らンなかったな……」
眩しそうに見返して、神はううんと首を振った。
「少しでも寝る? 起こしてやっから」
「ううん、寝ない……もう少ししたら動けるから。遠藤、なんか掛けて」
あわてて床に落とした薄掛けを拾い上げる遠藤の動きを追うように、神は見ている。

「遠藤…… ごめんね」
「……ナンで謝んだよ」
「俺… 俺、ね……」
何か言わなければならないことがあるのに、言葉に出すことはおろか、まとめることも難しいらしい。
遠藤はすいっと手を伸ばして形の良い額に触れた。
「今はいーよ。俺らこれからも毎日顔合わせっから……いつでも言えるし、な?」


そう、これからも変わりなく、自分たちは肩を並べて時間を過ごしていく。
約束の一夜は終わってしまった。
これっきりの関係なら俺は失恋したわけで、なのにこんなに静かな気持ちでいられるのはなぜだろう。念願がかなったからか、これからも側にいられるからか……どっちも近くて当たっていない気がする。
俺も今は何も考えられないらしーや……
それでも、こういうのもいいかもなと思えてくる。
「な、約束。 もう手は出さない、それからぜってー言わない ……だからお前も何も言わなくていいんだからな」
神の眼は何を語っているんだろう……
疲れた顔もキレイなんだなと、遠藤は思った。









2008/12/07
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もごもご……
何も申しますまいm(_ _;)m  




 
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